蜂の子のバター炒めにいれるとおいしい、香辛料やハーブ

クリーミーな味わいの蜂の子は、バター炒めにするととてもおいしく食べられます。
バター炒めに使用する調味料は塩か醤油、あるいは味噌のみ。
蜂の子はとてもやわらかく、フライパンにこびりつきやすいため、冷凍蜂の子なら半解凍の状態で炒めるのがポイントです。

熱したフライパンでバターを溶かしたら、蜂の子を入れて火を通し、調味料で味つけしていただきましょう。

それらの調味料以外に、蜂の子のバター炒めに加えるとさらにおいしくなり、かつ健康維持にも効果的な香辛料やハーブをご紹介します。

にんにく

食欲をそそる香りで、蜂の子のバター炒めをさらにおいしくしてくれるのが「にんにく」です。
古代エジプトではにんにくは労働者の強壮剤として食べられており、その強壮作用から日本では煩悩を増長させてしまうとして、お坊さんが食べることを禁止されるほどの香辛料です。

にんにく成分は蜂の子成分と相性ぴったり

蜂の子に多く含まれるビタミンB1 は水溶性ビタミンなのでそのままだと尿から排泄されやすい栄養素です。
ただしニンニクに含まれているアリシンと結合し、アリチアミンという成分に変化すれば、ビタミンB1の効力はそのままで長く体内にとどまることがわかっています。

またにんにくに含まれるスコルジニンという成分は酸化還元作用があり、新陳代謝を活発にして疲労回復を助けてくれます。

このことから、蜂の子とにんにくの組み合わせは相性がよいといえるでしょう。

胡椒

蜂の子のバター炒めに、ピリリとしたアクセントを加えてくれるのが胡椒です。
市販されている胡椒には主に黒胡椒と白胡椒があり、未熟な実を乾燥して作られたのが黒胡椒、成熟した実の皮をむいて乾燥させて作られたのが白胡椒です。

黒胡椒は白胡椒よりも刺激と香りが強いため、辛いものが好きな人におすすめの香辛料です。
少しマイルドな味わいが好きな方は、白胡椒がおすすめです。

辛みのある香辛料は唾液や胃液の分泌を促進してくれるため、消化吸収を助けたり、食欲を増進してくれたりします。
バター炒めは油分や脂質が多く、消化に負担がかかる料理ですが、胡椒を加えれば辛み成分によってアクセント がきいておいしく、かつ消化吸収もしやすくなります。

オレガノ

オレガノは古くから世界的に利用されてきたハーブのひとつで、乳製品と相性が良いです。
ピザによく使われますが、バター炒めにももちろん合います。

オレガノはピザ全体の香りづけによく使われており、 消化を促進してくれる効果があります 。
清涼感があるため、濃厚でコクのあるチーズやバターを使った料理の後味をさっぱりと仕上げてくれます。

バター炒めは調理が簡単で、蜂の子のおいしさをさらに引き出してくれる料理です。
ぜひ上記のような香辛料やハーブを加えたり、時にはシンプルにバターと調味料だけで炒めたりして、お好みの味つけで蜂の子をおいしく味わってみてください。

参考URL
蜂の子のバター炒めの作り方
http://www.colonymovie.com/topic42.html